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更新 2026.10.05

紙のチェック表をQRに置き換える:点検・確認の記録を、かざして選ぶだけにする

出荷前の点検や置き場の見回りで、紙のチェック表に丸を付け、あとでExcelにまとめ直していないでしょうか。現品票のQRをかざし、確認の結果をボタンで選ぶ形にすれば、書き写しも付け方のばらつきもなくなります。

この記事の結論

  • どの品物かは現品票のQRから、確認の結果は読んだ直後に出るボタンで選ぶ形にすると、紙のチェック表と書き写しが要らなくなります
  • チェック表の欄は、出力フォーマットの列ごとに、選択肢・手入力・固定値・読み取った日時のどれで入れるかを決めて置き換えます
  • 毎回選ぶ項目は2〜3個までにすると、現場の手が止まりません

紙のチェック表で困りやすいこと

QRと選択肢で置き換える考え方

品物を見分ける品番やロットは、現品票のQRから入れます。人が確かめて決める項目だけを、読むたびにボタンで選ぶ形にすると、書き写しも書き方のゆれもなくなります。

チェック表の欄置き換え方
品番・ロット現品票のQRから
確認の結果読むたびに選択肢から選ぶ(「良,否」「済,未」など)
確認した人読むたびに選択肢から選ぶ
測った値・数読むたびに手入力(数字だけの欄にできる)
確認した日時「入れる値」で「読み取った日時(自動)」を選ぶ(見出しが「読取日時」なら最初から選ばれている)
場所・ラインいつも同じなら「固定値を入力」で決めておく

例:出荷前点検の1件が、Excelの1行になるまで

例:現品票を読み、外観とラベルの確認結果、確認した人を選んだとき

現品票のQRの中身HB-1020,L2610-07

確認日時場所品番ロット外観ラベル確認者
2026/10/14 11:47第二倉庫HB-1020L2610-07良済小林

品番・ロットはQRから入ります。確認日時は、入れる値で読み取った日時(自動)を選んだ列です。場所は固定値で毎回同じ値、外観・ラベル・確認者は、読むたびにボタンで選んだ値です。

QRデジで点検・確認を記録する手順

  1. 現品票を登録する管理用のアカウントで、設定の「読み取りフォーマット」から「+ 読み取りフォーマットを追加」を押し、「カメラで見本を読み取る」で現品票のQRを1枚読んで保存します。
  2. チェック表の列を作る出てくるExcelの形(出力フォーマット)に、確認の結果・確認した人などの列を足し、列ごとに「入れる値」で「読むたびに選択肢から選ぶ」などを選びます。いま使っているチェック表のExcelがあれば、「いつものExcelから列を読み込む」で列名を取り込めます。読み取りフォーマットの編集画面の「出力フォーマットを選ぶ」で、この出力フォーマットを選んでおきます(選んでいないと、読むときに入力の欄が出ません)。
  3. かざして選ぶ読取ページで「カメラを開く」を押して現品票をかざし、出てきたボタンで結果を選びます。「連続読取」(はじめの読み方)では、選ぶまで次のQRを読まないので、選び忘れに気づけます。
  4. Excelで出すデータページで一覧を確かめ、いつものExcelの形で出力します。
出力フォーマットの作成画面。いつものExcelから列を読み込む欄、ファイル名と種類(Excel・CSV)、1行目に見出しを付けるかの切り替え
手順2の画面。チェック表のExcelを読み込むと、欄が列になります。列ごとに入れる値は、この下で選びます
現品票を読んだ直後に、結果を選ぶボタンが出た読取画面(受入検品の例)
手順3で出るボタンの例(受入検品の画面)。点検でも、読んだ直後に結果のボタンが出ます

急ぐときは「入力せずに次を読む」で、選ぶのを後回しにして次の票へ進めます。空いた欄は、あとからデータページで埋められます。

うちの点検はどれ?場面ごとの進め方

場面何をかざすかおすすめの進め方
出荷前の点検品物の現品票結果と確認した人の2つを選択肢にする。品番・ロットはQRから
置き場・棚の見回り品物の現品票結果を 良,要確認 のような選択肢にする。要確認の行は、出力したExcelで結果の列を絞り込んで見直す
設備・機械の日常点検設備に貼ったQRラベル設備の番号を入れたQRを作って貼る。温度や圧力など測った値は、数字だけの手入力の列にする

よくある質問

QRの付いていない品物や設備も点検できますか?
できます。Excelの一覧からQRを作ってラベルシールに印刷し、品物や設備に貼っておけば、そのQRをかざして記録できます。
1回かざして、いくつもの項目を選べますか?
選べます。選択肢の列を複数作ると、1つ選ぶごとに次の項目のボタンが順番に出ます。ただ、毎回選ぶ項目が多いと手が止まるので、2〜3個までにするのがおすすめです。
「否」を選んだ行だけを見直せますか?
データページでは、選んだ値での絞り込みはできません。出力したExcelで、結果の列を絞り込んで見直してください。

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