読み取りやすいQRの大きさと印刷:25mmの目安と、読めないときの見直し方
QRを自分で作って貼るとき、最も多い失敗は、小さすぎて読めないことです。現場のスマホで読むなら1辺25mm以上を目安にし、読めないときは大きさ・拡大・汚れと反射の順に見直します。
この記事の結論
- スマホで読むQRは1辺25mm以上が目安です。QRデジのラベル用紙なら、大(12面)は余裕をもって、中(24面)はぎりぎりでこの大きさになり、小(44面)では下回ります
- 入れる項目が多いほど、同じ大きさでもQRは細かくなります。項目を増やすなら、1面の大きい用紙にします
- 読めないときは、大きさ → 画面の拡大 → 汚れと反射 → 選んだ読み取りフォーマットの順に見直します
大きさの目安は1辺25mm以上
スマホのカメラで読むQRは、1辺25mm以上を目安にします。これより小さいと、ピントが合いにくくなったり、1マスがつぶれて読めなかったりします。
- 入れる文字が多いほど細かくなる:同じ大きさのQRでも、中身が長いほど1マスが小さくなります。品番・数量・納期などを詰め込むときは、大きめに作ります
- ラベル用紙は面の大きいものを:大(12面)・中(24面)のように、QRが1辺25mm以上になる用紙を選ぶと安定します(小の44面ではQRが25mmより小さくなります)
- まわりに余白を残す:QRのまわりの白い余白が切れると読めなくなることがあります。枠いっぱいまで印刷しないようにします
うちの票はどの用紙?用紙ごとのQRの大きさ
| 用紙 | QRの1辺(目安) | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| 大:12面のラベル | 約34mm | 品番・品名・数量・納期・ロットのように、項目の多いQR |
| 中:24面のラベル | 約26mm | 品番・品名・ロットくらいの現品票や棚札。目安ぎりぎりなので、項目を増やすなら12面にする |
| 小:44面のラベル | 約17mm | 品番だけのような短い中身に限る。使う前に、現場のスマホで読めるかを試す |
| 普通紙に並べて印刷 | 選んだ大きさ(20・30・45mm) | 中(30mm)以上を選ぶ。小(20mm)は中身が短いときだけ |
ラベルの数字は、QRの下に文字を表示したときの目安です。文字を出さないと、そのぶん少し大きくなります。

例:中(24面)のラベルに刷った棚札のQR
例:品番・品名・ロットを入れたQRを、24面のラベルに刷ったとき
QRの中身(読むとこの文字が出ます)BR-1020|ブラケットL|L260901
| 読取日時 | 品番 | 品名 | ロット |
|---|---|---|---|
| 2026/10/14 10:05 | BR-1020 | ブラケットL | L260901 |
品番・品名・ロットはQRから、読取日時は読んだ時刻から自動で入ります。この長さなら24面で足ります。ここに数量・納期・置き場所まで足すと、同じ26mmでもマスが細かくなるので、12面に変えます。QR作成の画面に出る「QRの詰まり具合」が100%に近いときも、項目を減らすか大きい用紙にします。
印刷と貼り方で気をつけること
| 起きやすいこと | 見直すところ |
|---|---|
| かすれる・にじむ | プリンタのインクやトナーの残り、用紙との相性を確かめる |
| 縮んで小さくなる | 印刷の倍率を「実際のサイズ(100%)」にする |
| 光って読めない | つやのあるラベルやビニールのケースは、少し角度を付けて読む |
| 曲面で歪む | 丸い容器や細い棒には貼らず、平らな面に貼る |

読めないときに見直す順番
- 大きさを確かめる1辺25mmより小さくないかを見ます。小さいときは、作り直すのが最も確実です。
- 近づけずに拡大する細かいQRは、カメラを近づけるより、画面で拡大したほうが読めます。拡大できるスマホでは、QRデジの読取ページに拡大のボタンが出ます。
- 汚れ・反射を避ける汚れやかすれを拭き取り、光が反射しない角度を探します。
- ほかの票で試す同じ形の票がほかに読めるなら、その1枚の印刷の問題です。どれも読めないときは、上の大きさ・拡大・反射をもう一度見直します。読めたのに「このQRは選んだフォーマットの形ではありません」と出るときは、読取ページで選んでいる読み取りフォーマットがその票のものかを確かめます。
QRデジのQR作成では、ラベル用紙(12・24・44面)かサイズを指定して選ぶと、その用紙に合わせた大きさでQRが並びます。中身が長すぎて、選んだ用紙ではQRが細かくなりすぎるときや、面に収まらないときは、作る前に画面で知らせます。
QRとバーコードのどちらにするかは、QRコードとバーコードの違いで説明しています。
よくある質問
- もっと小さいQRを読むことはできますか?
- 中身が短く、印刷がきれいなら読めることもあります。現場で確実に読むには、1辺25mm以上をおすすめします。お試し期間に、実際の票で確かめてください。
- バーコードでも同じですか?
- バーコードも、細すぎる・短すぎると読みにくくなります。QRデジはQRのほか、Data Matrix、Code128、Code39、ITF、Codabar なども読めます。
- 取引先から届く票のQRが小さいときは?
- 画面の拡大を使うと読めることが多くあります。どうしても読めないときは、取引先に大きめのQRで印刷してもらえないか相談してみてください。
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