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更新 2026.10.05

QRコードとバーコード、現場の票にはどちらを使うか

現品票や棚のラベルを作るとき、QRとバーコードのどちらにするかで迷うことがあります。品番1つだけ読めればよいならバーコードでも足り、品番・数量・ロットを一度に読みたいならQRが向いています。2つの違いと、QRデジで読めるもの・作れるものを説明します。

この記事の結論

  • 品番など1つの値だけ読めればよいならバーコードで足ります。品番・数量・ロットを1回で読みたい、漢字も入れたいならQRです
  • QRデジは、QRもCODE128・ITF・JANなどのバーコードも読めます。どちらも1回かざすと1行になり、決めたExcelの形で出ます
  • QRデジで作れるのはQRだけです。バーコードのラベルは作れません

QRとバーコードの違い

QRバーコード(1次元)
形四角の中に点を並べる(縦横の2次元)太さの違う線を横に並べる
入れられる量品番・数量・納期・ロットを1つにまとめられる品番や番号など、1つの値を入れるのが向いている
入れられる文字数字・英字・記号・漢字・かな数字と英字が中心(種類によっては数字だけ)
読む向きどの向きからでも読める線を横切る向きに合わせる
汚れ・欠け少し欠けても読めるように、予備の情報を持っている線がかすれると読めなくなりやすい
大きさ正方形で小さくまとまる中身が長いほど横に長くなる

例:同じ品物を、QRとバーコードで読んだときの違い

例:棚に置いた部品の箱を、QRのラベルとバーコードのラベルでそれぞれ運用したとき

QRの中身BR-1020|ブラケットL|120|L260901

バーコード(CODE128)の中身BR-1020

読んだもの読取日時品番品名数量ロット
QR2026/10/14 09:30BR-1020ブラケットL120L260901
バーコード2026/10/14 09:30BR-1020(空欄)120(手で打つ)(空欄)

QRなら、品番・品名・数量・ロットがすべてQRから入り、読取日時は自動で入ります。バーコードからは品番しか入らないので、数量は出力フォーマットで「読むたびに手入力」にした列で、かざすたびに打ちます。品名とロットは入りません。

うちの票はどっち?状況ごとの選び方

状況向いているものおすすめの進め方
品番だけ分かればよいバーコード商品に付いているJANのような、いまあるバーコードをそのまま読む。数を残したいときは、手で打つ列を作る
品番・数量・ロットを一度に読みたいQRQR作成で、要る項目だけを入れたQRのラベルを作って貼る。1回かざすだけで、1行に複数の項目が入る
品名などの漢字も入れたいQRバーコードには漢字を入れられないので、QRにする
品番とロットが別々のバーコードになっている(どちらも読めるが、1行にまとまらない)1回かざすと1行なので、2本を1行にはできない。品番を読み、ロットは手で打つ列で入れるか、QRのラベルに切り替える
取引先から届く票付いているもの付け直さずにそのまま読む。自動車部品の現品票やかんばんでは、項目に記号を付けたQR(データ識別子つき)が使われていることがある

QRデジで読めるもの・作れるもの

スマホの読取画面。使う読み取りフォーマット、カメラの枠、「カメラを開く」ボタン
読み取りの画面。QRもバーコードも、読み取りフォーマットを選んでからスマホのカメラで読みます
「QRを作成」のあとの画面。「印刷する」ボタンと、ラベル用紙に並んだQR
QR作成の画面。作れるのはQRで、ラベル用紙に並べて印刷します

項目に記号を付けたQR(データ識別子つき)は、P=品番・Q=数量・16D=納期のように、記号から項目を見分けられます。QRデジは、取引先から届いたこの形のQRを読み取れます(QRデジのQR作成で作るQRは、項目を区切りでつないだ自社用の形です)。

QRを作るときの大きさは、読み取りやすいQRの大きさと印刷を参考にしてください。

よくある質問

いま使っているバーコードのラベルを、QRに変える必要はありますか?
品番だけ読めれば足りるなら、そのまま使えます。数量やロットも一緒に読みたくなったら、QR作成でQRのラベルを作って貼り替えると、1回かざすだけで済むようになります。
QRはどのくらいの大きさにすればよいですか?
読み取りの目安は1辺25mm以上です。中身が多いほど点が細かくなるので、入れる項目は必要なものだけにします。
汚れたラベルでも読めますか?
QRは少しの汚れや欠けなら読めるように作られています。QRデジで作るQRも、欠けに備えた予備の情報を入れて作ります。かすれがひどいときは、印刷し直してください。

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